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"I wanna be famous"

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4月の末に"Dude, That's My Ghost!"(DTMG)という作品について書きましたが、実はあれから今までの半年以上、ちょっとずつちょっとずつ見続けていたりします。 途中で飽きてしまう作品も結構あるんですが、この作品はなんか長続きしているんですよね。劇的に面白いわけでもないのに、不思議。

というわけで、これだけ見ているんだから4月の頃とは違った視点の感想が書ける気がしたので、書いてみます。

簡単におさらいすると、DTMGは映画監督志望の高校生 スペンサー・ライト(Spencer Wright)と、世界的ロック・スターの幽霊 ビリー・ジョー・コブラ(Billy Joe Cobra)の日常を描いたドタバタコメディって感じの作品。スペンサーはビリーの遠縁の親戚で、その縁あって、ハリウッドにあるビリーの豪邸に家族ともども引っ越してきたという設定、だったはず。このへんの設定、だいぶユルいんですよね。

4月の記事ではほとんどスペンサーとビリーのことしか書かなかったけど、せっかくなので他の登場人物も紹介しましょうか。

スペンサーの友達のシャニラ(Shanilla)とラジーフ(Rajeev)兄妹。インド系アメリカ人、かな。この作品、とにかくラジーフのKYっぷりがスゴい。。

ビリーは幽霊なので普通の人間には見えないんだけど、スペンサー、ラジーフ、シャニラはビリーの遺品を身に付けているのでビリーを見ることができるという設定。

スペンサーの家族。スペンサーの両親はいかにもアメリカにいそうなノーテンキなおじさんおばさんといった感じ。スペンサーの妹 ジェシカ(Jessica)は空手をやっててめちゃくちゃケンカっ早い。

なぜかスペンサーの家族はビリーの幽霊のことを知らないんですよね。ビリーの起こす怪奇現象も、スペンサーが映画の撮影で何かやってるくらいにしか思ってないみたい。ノンキだなあ。

たまに出てくる悪役らしい悪役のマダムXと、その手下フーバー(Hoover)。 マダムXはビリーの大ファンで、どういうわけかビリーが幽霊になっていることを知っていて、ビリーを捕まえようとしている。口周りと手しか画面に映らないオバさん(推定)。

フーバーはマダムXの手下で、銃のような武器でビリーを捕まえようとしてちょくちょく登場する。わりとメンタルが弱い。ちっちゃいおっさん。

まあ、あと他にもスペンサーのクラスメートとか何人かいますが、登場人物はこんなもんですかね。そんなに際立ったキャラがいるわけでもないし、お話としても特にハネるエピソードっていうのはほとんどない。でもなんだろう、このしつこくない、気楽な感じが個人的には結構好きで、だからこそ飽きずに見れているんだと思うんですよね。薄味だけど、味長持ちというか。

ただ、ある程度しつこく見ていると、この作品、登場人物のほぼ全員がめちゃくちゃ有名人になりたがっているっていうあたりが特徴として見えてくると思う。

分かりやすいのはやっぱりスペンサーで、映画監督として名を上げるために結構ムチャなことやったりするんですよ。

例えば#14 "Let's Do Lunch"は、スペンサーが身分や年齢を偽ってハリウッドの有名プロデューサに自分を売り込む話。いやこれ、立派な詐欺だからな!

#33 "Bad Publicity"はスペンサーが敏腕広報(publicist)の手によって一躍有名人になってしまう話。この広報のオバさんが、ウソのスキャンダルなども交えたいろんな胡散臭い手段を講じるあたりがまたハリウッド流というか。publicistっていう仕事、初めて知ったわ。

これでスペンサーにクリエイターとしての実力が備わっていればまだいいんだけど、スペンサーの作る映画・映像って、もうお世辞にもデキがいいとは言えないと思うんですよね。B級映画とかそういうレベル以前のショボさというか、あくまで「映画好きのごく普通の高校生が撮りました」的な感じ。実力がないのに名声を求めていろいろもがいている姿に、なんか哀愁を感じてしまう。

一方、ビリーは自他ともに認めるロック・スターなので「有名人になりたい」って感じじゃないんだけど、なにせ死んでいるので、時代が移り変わって自分の人気がなくなったり、人々に忘れ去られたりすることを異常に恐れているフシがある。うーん、栄光を味わった者特有の神経過敏ということなのかも。

それでもビリーは死後もなお多くの人々からリスペクトされているみたいで、そのへんはやっぱりスゴいと思う。

あと、スペンサーの家族も相当に有名人になりたがってるんですよ。

#30 "Reality Showdown"はどうしても有名人になりたいライト一家がリアリティTVに出るという話。

自分はホンモノのリアリティTVってのをほとんど見たことはないけど、少なくともカートゥーンで描かれるリアリティTVって、一般視聴者の名声への渇望を搾取する、かなりエグい企画だと思ってます。まあ本物のリアリティTVは全てがそうじゃないだろうけど、企画する側も出演する側もいろいろ業が深い企画だと思う。

そう言えば、リアリティTVをカートゥーンとして描いている"Total Drama"シリーズの主題歌は"I wanna be famous"という、どストレートなタイトルでしたっけ。

最近はそうでもないけど、Total Drama Island (シーズン1)の頃は、キャストメンバーに「ただの一般ピーポーだった俺がテレビに出てるぜ!」ていう高揚感があったように思う。最近はTotal Dramaに出るのがむしろ罰ゲームみたいな感じになってきたけど。

こういった、TVに出たい、有名人になりたいっていう、人間のドロドロした欲望を、DTMGはオブラートに包みまくって明るく楽しく描いているような気がするんですよね。


Cartoonstituteを見る (1)

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"Uncle Grandpa"が始まったらやろうと思ってたCartoonstituteのレビュー、"Uncle Grandpa"が始まってからだいぶ経ってしまったけど、今週わりとヒマだったんでやりたいと思います。

"Cartoonstitute"は2008年から2010年にかけて北米Cartoon Networkがやっていたショート作品製作プログラム。製作された作品は多分TVで放送されることはなかったんだけど、2010年にCNのWebサイトで公開されたらしいですね。

ほんとは39本のショート作品が製作される予定だったんだけど、リーマンショックのゴタゴタで企画は打ち切りに。結局完成したのは14本だけになってしまったのだとか。

とはいえ、"Regular Show", "Secret Mountain Fort Awesome", "Uncle Grandpa"といった作品が"Cartoonstitute"から生まれているわけで、現在のCNの作品群に大変な貢献をしたんだろうなあと。

で、エピソードをいろいろ探したんですが、"YES", "Stockboys of The Apocalypse", "Baloobaloob's Fun Park", "The Borneos"は見つかりませんでした。うーん、もし見かけたら教えていただけると助かります。

Meddlen Meddows (by Chris Reccardi)

未開の星「メドレン・メドウズ」にやってきたセールスマンのバキュラスさんの話。

なんかこう、古典的カートゥーンのノリと演出って感じ。よく見るとバキュラスと他のエイリアンで絵の感じが違うあたりが面白いな。

クリエイターはベテランアーティストのChris Reccardiさん。いろいろやってる人だけど、個人的にはやっぱり"The Modifyers"のイメージが強いかな。 "Meddlen Meddows"も、特にブチキレた時の表情が"The Modifyers"っぽい。

Danger Planet (by Derek Drymon)

人間の赤ちゃんと一緒に荒野の惑星に不時着したアーケードゲーム・ロボットとフォークリフト・ロボットの話。

ロボット達のデコボコっぷりが面白い!なんとなく、お調子者のデブとボーッとしたノッポの定番コンビといった感じ。

SF的にエグい描写が結構あるあたりもイイですね。製造中止が決まった途端にロボットたちが容赦無く破壊されるところとか、赤ちゃんを食おうとするエイリアンのデザインとか。変身して人を欺く敵ってほんとタチ悪い。

Spleen Stab (by Mike Bell)

友達を作るために妖精さんの住む森「スパークル・フォレスト」にやってきたバーバリアンの話。

くっだらねえwww スプリーン・スタブの仲間の妖精さんがもう底なしのネアカで、いい味出してるなー。

このシーンがもう、くだらなさマックス!バーバリアンネタっていうこともあってどうしてもバーバリアン・デイブを思い出す。

The Awesome Chronicles of Manny and Khan (by Joey Giardina & Josh Lieberman)

小人のカーンとカモノハシのマニーがボールで遊ぶ、マジでただそれだけの話。

これもとんでもなくくだらないなwww 一体どうなっているんだ。。鼻とか足とかの線が突き抜けてるデザインなのが面白いけど、そんなのどうでもよくなる圧倒的なくだらなさ!

いやほんとこれ、バカ二人がただただバカやるだけの話なんだけど、こういうのがショート作品の醍醐味だなあ。シリーズでこういうのばかりやられるとさすがに胸焼けしそう。

Le Door (by Matt Danner)

冒険家のル・ドアとサイドキックのフランソワ、じゃなくてフランク君の話。

フランクかわいい。だいぶショタい。話はわりと、普通かな。

ル・ドアのドアには異次元空間を移動する力があるみたいだけど、あれ、これ最近別のショート作品で見たような。まあよくあるネタだけど。

というわけで、残りは来週やります。

今回もTotal Drama決勝戦投票やるみたいですよ

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※ネタバレ防止のためにちょっといじってます

現在放送中のTotal Drama All Starsも12/3にシーズンフィナーレをやるみたいで、それに向けて毎回恒例のファン投票をやってるみたいですね。

Total Dramaは伝統的に決勝戦だけは2つのバージョンを製作しておいて、ファン投票で最終的な勝者を決めて、それを放送するというスタイル。なので「正式の結果」が何なのか、よく分かんなくなったりするんですよね。TDAはどっちが勝つのが正式だったっけ。

で、投票はTotal Drama All Starsの公式Webサイトからできるみたいです。もちろん、誰が決勝戦に臨むのかバレバレなんで注意。

日本からでも投票できたけど、それどころか一人が何回でも投票できそうな感じだなあ、これ。

決勝のカードは、まあ、順当な感じですね。全部終わったらまたレビュー書きますか。

Cartoonstituteを見る (2)

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2010年に北米CNで公開されたショートカートゥーンシリーズ"Cartoonstitute"を見る企画、今回は後半の5本を見てみます。

Maruied (by Genndy Tartakovsky)

とある事故で無人島に漂着したイヤミな女の子とラッパー少年の話。クリエイターはかのGenndy Tartakovsky。こんな巨匠も参加してたんか。

この女の子、容赦なくブッサイクだなー。だけどこのブタみたいなゾウみたいな動物はかわいいな。

無人島に棲む奇怪生物の描写はまさにサイケデリックなレトロカートゥーン!といった感じ。

3 Dog Band (by Paul Rudish)

その名の通り、犬3匹のバンドの話。

ストーリーはもうほとんどあってないような感じなんだけど、そこかしこに出てくる動物の女の子たちがかわいい。

うん、いい。カバ子さんいいね。カバ子さん。

Joey to the World (by Craig Kellman)

35年間、母親の袋の中で生きてきたおっさんカンガルーの話。

この作品、ライブアクション・コメディみたいにお客さんの笑い声が入ってるな。Flapjackでもたまにあったけど、こういう感じが好きな人はやっぱり結構いるのか。

オチはわりとブラックな感じというか。意外と救いがないなあ、これ。

Regular Show (by J. G. Quintel)

公園で働くアオカケスとアライグマの話。

ご存知レギュラーSHOWのパイロットエピソードなわけなんですが、その後いくつかのシーンが追加されて本編でも"First Day"というエピソードで放送されたんですよね。こういうパターンって結構珍しいかもしれない。

パイロット版でも細かいデザインはあまり変化ないかな。でもモーデカイの頭の線が目玉にくっついたり離れたりするのが気になる。

あと、この頃はまだマッスルマンとハイファイブ・ゴーストはただのモブキャラだったっぽいですね。

Uncle Grandpa (by Peter Browngardt)

アンクル・グランパがオタク少年のためにスーパーコンピュータを作る話。

きったねええええwww "Cartoonstitute"のショート作品の中でもブッチギリの汚らしさ!! 今の"Uncle Grandpa"はともかく、"Secret Mountain Fort Awesome"はこのデザインでほぼそのまんまTV放送したんだからスゴい。

そしてこれが後のフェストロさんの誕生の瞬間である。

ジャイアント・リアリスティック・フライング・タイガーはこの頃からもういるよ!

Liliana Mumyと子どもの声優の話

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"Bravest Warriors"のベス役をやっているLiliana Mumyという声優さんがいるんですが、こないだふと調べたら他にもいろいろ意外なキャラクターの声をあてていてビックリしたという話。

Lilianaさんは1994年生まれということでまだ若いんですが、小さい頃から声優や女優として活躍しているのでキャリア的には割とベテランらしいですね。

とりあえず、自分の知ってる範囲ではこのへんかな。

ヒューマン・キンバリー (Catscratch 2005 - 2007)

"Catscratch"は2005年からNickelodeonでやっていた作品で、大金持ちの猫の3兄弟の話。

基本的に猫メインの作品なんだけど、近所に住んでる人間の女の子、ヒューマン・キンバリー(Human Kimberly)がLilianaさんらしいですね。

いやーしかし改めて見るとCatscratchは猫のデザインが突き抜けまくっていてスゴい。

パニーニ (Chowder 2007 - 2010)

"Chowder"に出てきたパニーニもLilianaさん。

Chowderは北米では2007年からやってたのか。もう結構前だなあ。

ワディ (The Secret Saturdays 2008 - 2010)

最近見ている"The Secret Saturdays"に出てきたワディ(Wadi)という女の子もLilianaさん。

ワディは水を守る部族「ハシー」の娘という設定で、おっさんだらけの"The Secret Saturdays"においては貴重な女の子キャラ。それはいいんだけど、この子窃盗癖があって、そのへんのものを手当たりしだいに盗みまくるヤバい子だったりするんだよな。。どうしてこうなった。

ベス (Bravest Warriors 2012 - )

で、現在シーズン2が放送中の"Bravest Warriors"のベス・テズカ(Beth Tezuka)もLilianaさん。

順番に声を聞いてみるとパニーニ、ワディ、ベスはなるほど確かに同一人物っぽいなと思うんだけど、キンバリーは別人のように声が高いんだよな。年齢のせいもあるだろうけど、声を作ってるのかもしれない。

あとワディは中東の人なんで独特の訛りがありますね。こういった訛りも再現するからプロの声優さんはスゴい。まあ本場の人が聞いたら「この訛りおかしくね?」って思うかもしれないけど。

自分はよく知らないけど、他にも"Lilo & Stitch", "American Dragon", Nickelodeon版 "Winx Club"あたりにも出てるらしいですね。

Lilianaさんのように子どもの頃から声優などで活躍している人は結構いるのかもしれないけど、そういえばそれについてちょっと前に"Chowder"のクリエイター C.H. Greenblattさんがコメントしてたっけ。

ざっくり日本語訳すると、

Q: "Chowder"が終わった時(チャウダー役の)Nicky Jonesの声は明らかに低くなってたけど、もし"Chowder"がもう1シーズン続いていたとしたら、どうしていました?

A: いい質問だね。声優陣に子どもがいる時はそういうことに気をつけないといけない。正直言って、僕はNickyも彼の演技も好きだったから、彼はそのままで、声に合わせてキャラクターに少し歳を取らせていたと思う。ティーンエイジ・チャウダー!!

ティーンなチャウダーか・・・。見たいような見たくないような。でもAdventure Timeのフィンは今まさに同じような状況なんですよね。

あと上の記事で知ったんですが、"Amazing World of Gumball"は来年開始予定のシーズン3からガムボールとダーウィンの声優を変えるらしいですね。理由はもちろん、元の声優の男の子二人が育っちゃったから。ちなみにアナイス役の子は続投だとか。

あと、パイロット版のガムボールの声優は他ならぬNicky Jonesだったんですね。

どおりでどっかで聞いたことある声だと思った。

終わり良ければ全て良し

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オーウェンかわいいよ。オーウェン。こいつもスタッフに愛されてるなあ。

Total Drama All Stars、全エピソード見ました!前半戦の感想は以前書いたので、今回は主に後半戦について書いてみます。

後半戦は、何回かバリエーションに富んだ面白い回はあったんだけど、ダンカンやアレハンドロが落ちたあたりからどうも展開が単調になってしまったかなと思いました。なんというか意外性がないというか。

基本的にマルが正体を隠して悪事を働いていたので、なかなか周りの人とまともに絡めなかったのがツラかったですね。 でもマルにしてみればあの戦略がベストだったとは思うので、登場人物をリアルに行動させるとやっぱりああいう展開になってしまう。うーん、リアリティと面白さを両立させるのって難しいなあ。

とかなんとか考えて、今シーズンはこのまま特に盛り上がらずに終わるのかなーと思ってたら、決勝戦はなんか劇的に面白かった!!

#13 The Final Wreck-ening

決勝戦の対戦カードは、ついに正体を現したマル vs. ゾーイ。ゾーイは前回、マルを落とすこともできたんだけど、マイクを救い出すためにあえてマルと戦う決断をしたんだよね。

で、決勝のチャレンジ内容は障害山登りレース。まあ、Total Dramaでは何回か見たことあるタイプのチャレンジかな。

ただこのチャレンジで面白いのは、過去にリタイアしたキャストメンバーをヘルパーとして使うことができるということ。このヘルパーのメンツがなかなか絶妙だったんですよ。

ゾーイのヘルパーはキャメロンとグウェン。一方、マルのヘルパーはアレハンドロとヘザーということで、そうか、今シーズンのテーマである"Heroes vs. Villains"というのはこのことだったんだな!

て、あれ、アルとヘザーはいつもと様子がおかしいような・・・。

「賞金なんて要らないの。あなたがいればね。」

お前ら付き合ってるのかァァー!? クリスもビックリの超展開。あー、なに、今回そーいう感じなの??

ま、まあとにかく決勝戦はこんな感じでスタート。

ゾーイとグウェンの赤青コンビはいいね。決勝まであんまり接点がなかったのがほんと残念。コートニーが邪魔してたんだよな〜

一方、マルチームは個人の能力はスゴい高いんだけど協調性がないせいで意外と苦戦。まあマルはそんなもんだよね。

と、こんな感じでここまでは割といつものチャレンジと同じような展開。しかしマイクの脳内ではもう一つの戦いが!

マルによって無意識下に封印されているマイクと他の副人格たち。左から、チェスター、ヴィート、マイク、スヴェトラーナ、マニトーバ。

後半戦では封印されたマイクたちが謎の「マルの塔」を目指してちょっとずつ進んでいく様子が描かれていたんだけど、今回ようやく塔に到着。長かったなあ。

そして塔の最上階にはマイクの「リセットボタン」が。このボタンを押せばマルを消去することができるんだけど、しかしそれは同時に他の4人の副人格も消し去ってしまうのだ!

いいねー、これは燃える展開! 悪を討ち倒すために大切な友を犠牲にできるか? そしてそれは正義と呼べるのか? 悪と正義のドラマを紡いできたTotal Dramaだからこそできる、視聴者への深い問い掛けですよこれは!

ま、でもサクッと押しちゃうんですけどね!

いやいやいやいや、お前ら物分かり良すぎだろww そこはもうちょっとモメないと! この究極の選択に葛藤を強いられる人間ドラマはどうした!

まー今回、他にいろいろ尺を使っているのでここはしょーがないでしょう。

こうしてマイクはついにマルを葬り、

マイクが復活! ハッピーエンドだよね! って、あ、なに、今回そーいう感じなの?

いや、それはクリスが許さんですよ。

いいかげん業を煮やしたクリスは、ヘルパーを含め最初に山の頂上にたどり着いた者に賞金100万ドルを与えるとルール変更!

その途端にこれですよ、もうwww お前ら・・・、お前らってやつは・・・ でもやっぱりヘザーはこうでなくっちゃ。

そんなヘザーに一撃くらわすグウェン。

今シーズン含めいろいろ不幸になることの多いグウェンだけど、最後にヘザーで腹いせできてよかったよね! うーん、TDIの準決勝を彷彿とさせる展開。

で、最終的には全ての副人格の能力を得た完全体マイクが勝利。完全体マイクはアレハンドロ並みに強いんじゃないだろか。

しかし決着の余韻も束の間、なんか様子がおかしいぞ!? 決勝戦の舞台を作るための大工事の影響で・・・

島が・・・! 島が沈む・・・!!

なんという終末感ww めちゃくちゃ笑ったわ、ここ。アホすぎる。

というわけで、数々のドラマを生み出したキャンプ・ワワナクワは跡形もなく消滅! 来シーズンは別の島で! という豪快オチ。素晴らしい!

いやー、面白かった。なんか今シーズンはマンネリと見せかけていきなり面白くなったり、とにかくいい意味で裏切られることがあって良かったです。 来シーズン"Total Drama Pahkitew Island"は来年秋に放送予定、かな?

発音が似ている単語を探す

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英語でカートゥーンを見ているとなんて言ってるのか分からないところにちょくちょく出くわすわけですが、発音はなんとなく分かるんだけど正確な綴りが分からないことがよくあります。

そんな時はこのサイトで検索をかけてみるといいかもしれないです。

発音からだいたいの綴りを予想して、そいつをオプションの"Find similar sounding words"(発音が似ている単語を探す)とか"Find homophones"(同音異義語を探す)とかで検索すれば、それっぽい発音の単語をリストアップしてくれます。あとはそれらを片っ端から調べれば正解の単語に辿りつけるのではないかと。

まだあんまり使ったことないけど、今度聞き取りが怪しい部分があったら試してみよう。

サスペンスとしてのThe Secret Saturdays

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"The Secret Saturdays"をまたちょっと見進めたので感想でも。

このあいだ書いた記事では#09まで見た段階でだいぶボロクソな感想を書いてしまいました。なんていうか、アクションヒーローモノとして見た時に、この作品って主人公とその仲間たちがとにかく弱いんだよなーと。

でも#10 "The Swarm at the Edge of Space"はこれまでのヌルい展開がウソみたいに面白かったんですよ! 話の作り方ひとつでここまで変わるもんかとビックリしました。

それを見て思うに、"The Secret Saturdays"はアクションとしてというよりもサスペンスやホラー作品として見るべきものなんじゃないかなあと考え直した次第なのです。

とりあえず、#10をざっと振り返ってみましょうか。

#10 The Swarm at the Edge of Space

飛行船で航行中、謎の飛行機から緊急信号を受信したサタデー家の面々。

さっそく救出に向かうとそこには・・・

大量のクラゲに襲撃される小型飛行機が!

小型飛行機の乗組員は脱出ポッドで難を逃れ、サタデー家の飛行船がなんとかそのポッドを回収。

やれやれ危ないところだったと思うのも束の間、

今度は飛行船がクラゲの大群に襲撃される事態に!

もうガンガン船内に入り込んでくるクラゲ達。

ザックたちは必死に応戦するものの、さすがに多勢に無勢ということで、どんどん追い詰められてしまう。

さらにクラゲが飛行船のソーラーパネルに覆いかぶさったことで船内の電源が喪失! 救助信号を送ることすらできない状況に。

どうなる、サタデー家! といった展開。

いやーいいっすねー。ここまでざっと見ただけでも「何考えてるのか分からないクラゲの大群」「逃げ場のない飛行中の飛行船」「電源喪失で助けは来ない」と、サスペンスの王道パターンが見事に成立していて、さらにそれがこの作品の世界観にきちんとマッチしてる!

ちなみにこの空を飛ぶクラゲは"Atmosphere Jellyfish"という生き物で、作中では特に珍しいものではないみたい。

しかしなぜここまで凶暴化して人を襲うようになったのかが、この話の大きな謎になってくるわけですよ。

そしてもう一つ重要なのが、最初にクラゲに襲われていた小型飛行機に乗っていた、エージェント・イプシロン(Agent Epsilon)とその息子フランシス(Francis)の存在。

イプシロンはザックの両親の古い知り合いで、ここ10年ばかり姿をくらませていたらしい。なのでザックとは初対面なんですね。

この二人がまた、終始謎めいていていい感じなんですよ。

で、追い詰められたザック達は、なんとか救助信号を送るために飛行船上部にある外部アンテナを使うことを思いつく。このアンテナは独立した電源を持っているので、この状況でも使えるらしい。

とはいえ、船内は既にクラゲだらけなので、子どもしか入れないくらいの大きさの通気ダクトを通じてザックとフランシスがアンテナまで行くことに。「通気ダクト」もいかにも王道な感じでイイ!

しかしその途中、フランシスが意外な行動に出て・・・!?

といった感じで、最後の最後までストーリーが二転三転。予測不可能で面白かった!

以前の記事ではとにかく主人公が弱いってことを書きましたが、サスペンス作品として見た場合、主人公はむしろ並の人間の方がいいのかなと思えてきました。並の人間が知恵と度胸で逆境を乗り切るのがいいんであって、怪物を力で打ち負かす必要はない。そう考えるとサタデー家の面々は絶妙の弱さなのかもしれないなあ。

と、まあ、こんな感じで"The Secret Saturdays"ってサスペンス風味の話をやると実はかなり面白いんじゃないかと思ったんですよ。

考えてみると、#09 "The Owlman Feeds at Midnight"も、謎の怪物に洗脳された人間たちの集団が出てきたりして、カルト的な怖さはスゴいなって思ったんだっけ。

ただこの回はザックとドイルの作戦が全然噛み合ってなくて、アンガールズのコントばりにグダグダになってシラけちゃったんですよね。。敵が強すぎるのはしょうがないにしろ、味方どうしで勝手にグダグダになるのはやめて欲しい。

とはいえ、ここまで見た限りではこの作品、サスペンス的な謎を秘めた敵はそんなに頻繁に出てこないのかもなと思ってます。

むしろよく見るのはいかにも「怪物!!」っていう感じの敵ですかね。例えばこんな感じの。

だ、だ、ダセぇ! もう絶望的にダサい!!

いや、こういういかにもB級な感じが好きな人は多そうではあるけども、なんだかなあ。

もうこういう怪物然とした連中はサスペンスに持ち込まないで力で打ち負かしちゃっていいんじゃないかな。


あの頃のCartoon Hangover, これからのCartoon Hangover

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この動画は去年の5月にCartoon Hangoverチャネルで公開されたもの。ロボットがひたすらカップケーキを作るという、ただそれだけの動画です。

"Bravest Warriors"や"Bee and Puppycat"が好調なCartoon Hangoverチャネルだけど、Bravest Warriors公開前はこういう何だか意味不明なショート動画をたくさんアップしてたんですよね。

他にこんなのもあります。

うん、ワケ分っかんねえ!!

そんなに面白い動画があったわけではないんだけど、こういった意味不明動画が淡々とアップロードされていたあの頃のCartoon Hangoverって、そのうちとんでもなく破壊的な何かをやらかすんじゃないかという謎に包まれた異様な雰囲気を放っていたと思うし、それがまだ見ぬ"Bravest Warriors"に対する期待感を引き上げていたと思う。

ただ、そうこうしているうちに去年の11月に"Bravest Warriors"の第1話が公開されて、それ以降、こういったショート動画は作られなくなったんですよね。

そのせいか、"Bravest Warriors"以降のCartoon Hangoverはあの頃のキレッキレなオーラを失ったように思う。もちろん、キレッキレならそれでいいかというとそんなことはないし、さすがにああいったショート作品よりも"Bravest Warriors"の方が圧倒的に面白いからそれでいいんだけども。

実際、"Bravest Warriors"にしても"SuperF*ckers"にしてもいろいろとアグレッシブな作品だと思うので、それでそれなりに人気が出ているんだからスゴいことなんだろう。

ああ、しかし。

あの頃のCartoon Hangoverのように破壊的で、かつあの頃のCartoon Hangoverにはなかった面白さを兼ね備える、そんな革命的な作品はないものだろうか。

というわけで、Cartoon Hangoverで今後公開予定の作品について、ざっとまとめてみます。

Bee and Puppycat (series)

KickStarterで見事プロジェクトを達成して9話のシリーズ製作が決まった"Bee and Puppycat"。既にいろいろと製作が始まっているらしいですね。

シリーズ化ということで登場人物も増強されるみたい。

メガネ紳士に生意気そうなチビ! どういうポジションなんだろうなあ。メガネさんはアホ毛がビーとかぶってるから身内かもしれない。

Dead End

既に公式でアナウンス済みの作品。クリエイターはHamish Steeleという方。

幽霊がどうとかインターネットがどうとかという話みたいだけど、よく分かりません。ポスターが出てきたくらいなので、そろそろ予告編とかが出てくるかもしれないですね。

Manly

"Manly"はいまだ謎に包まれた作品。SFっぽいのかな? クリエイターはJesse MoynihanとJustin Moynihan兄弟。

上のGIFは主人公「マンリー」のワープシーン(?)。この人、マンリーなのにおっぱいがあるような・・・。もしかしてそれがこの作品のポイントなんだろうか?

Jesse Moynihanはだいぶ前から"Adventure Time"のストーリーボード・アーティストとしても活躍している人ですね。この人のキャラクターデザインはいろいろ異様で好きです。

このへんとか。うわぁ・・・

なんとなく、"Adventure Time"に出てくる奇怪生物のデザインとかにもJesseさんのセンスが出てるんじゃないかなあと思ってます。

Chainsaw Richard

少年とゴーストが出てくる話らしい。クリエイターはChristopher Reinemanという方。ゴーストって流行ってるのかな?

とりあえず、今のところ何がどうチェインソーなのか全く分かりません。

Blackford Manor

貴族かなんかの邸宅を舞台にした話なんだと思ってますが、やっぱりよく分かりません。クリエイターはJiwook Kimという方。

いろいろデザインがゴスい。。ゴスにもいろいろあると思いますが、これは正統派ゴシックホラー!って感じ。

Spacebear

宇宙を旅するクマさんの話、かな?クリエイターはAndy Helmsという方。

いいなこれww チマチマしていてかわいい。クマさんがこう見えて超ハードボイルドな感じだったらいいな。

サイバー・スーツ・アップ、ゴー!!

と、いう感じで、またいろいろと次の弾を準備しているみたいですね。2014年には全部見れるのかなあ。

SuperF*ckers Save Christmas!

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Cartoon Hangover関連の話題でもうひとつ。

Cartoon Hangoverでやっていたシリーズ"SuperF*ckers"のクリスマスエピソードが公開されたらしい。ただしコミックだけどな!

クリエイターのJames Kochalkaさんによると、もともとカートゥーンとして作るつもりで考えた話だったんだけど、Cartoon Hangoverでは打ち切りになってしまったのでコミックとして描いたのだとか。

コミックはComiXologyのサイトで電子書籍として購入できます。

さっそく買って読んでみました。

全16ページで、内容は、クリスマスということで張り切るカイルをよそにジャックがいつも通りバカをやる話。ダメだこいつらwww

いやーでもコミック版だとオレンジ・ライトニングがほんと面白い。ウルトラ・リチャードといいコンビなんだよな。

Steven Universe見た

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北米Cartoon Networkで放送中の"Steven Universe"、年内放送分の#07 "Bubble Buddies"まで見ました。

今のところ、いろいろ細かい話がまだよく分からなかったりするんだけど、ちょっとずつこの作品の雰囲気が掴めてきたかなあといったところですね。

今更説明も要らないかもしれないけど簡単におさらいしておくと、"Steven Universe"は人類の平和を守る魔法戦士集団「クリスタル・ジェム」のお話。

主人公のスティーブン(Steven)は一応クリスタル・ジェムの一員で、魔力の源である宝玉も持ってるんだけど、まだその力をうまくコントロールできないみたい。

スティーブン以外のクリスタル・ジェムの皆さんはこんな感じ。

ガーネット(Garnet)。

デカくて寡黙なおねーさん。もしかしたらおばさんかもしれない。というかグラサンしてるので何考えているのかすら分からなかったりするんですよね。手の平に宝玉を持つ。

アメジスト(Amethyst)。

太ましくてだらしのないおねーさん。スティーブンとは一番気が合いそうかな。宝玉は胸元。

パール(Pearl)。

几帳面でよく喋るおねーさん。スティーブンのことを一番気にかけてる感じ。まあ単に他の二人が放任主義なだけかも。宝玉はおデコの目立つ位置。

パールさんの話では他にもクリスタル・ジェムはいるっぽいんだけど、とりあえずスティーブンと一緒にいるのはこの3人だけですね。

クリスタル・ジェムのおねーさん達は人類の平和を守るためにいろいろ冒険しているみたいなんだけど、スティーブンはまだ見習いなので基本的にお留守番なんですよね。

なのでおねーさん達が一体どこで何をしているのか、何と戦っているのかが実はまだ謎に包まれていたりする。

ただ、ちょいちょいコチラの世界にも怪物が現れることがあるようで、そういう時はスティーブンも活躍するみたい。

もっとも、この怪物たちも一体何がしたいのか、どこから何故現れるのか、まだよく分からないんですよね。とりあえず襲ってきたからやっつけておくか、みたいなノリに見えなくもない。

ということで、クリスタル・ジェムが主人公の物語のわりに、クリスタル・ジェムにまつわる話の細かいところがまだ全然掴めない状況なので、最後までエピソードを見てもちょっと消化不良な感じになることが多い気がしてます。まあそのへんはおいおい掘り下げて行くんでしょうね。

ただ、スティーブンはお留守番させられる分、町の普通の人たちとよく絡むんですよ。

スティーブン達が住んでいるのは海辺の町「ビーチ・シティ」

スティーブン達は岬の小屋に住んでいて、そこにはクリスタル・ジェムのお寺があるらしい。「お寺」というのは正しい解釈か分からないけど、作中では"temple"と呼ばれていますね。

で、岬の丘のふもとにはごく普通の人々が生活するごく普通の町が広がっています。

このビーチ・シティという町のなんとも言えない「普通感」が個人的に気に入ってるんですよね。ビーチ・シティの住人たちもほんと普通の人たちばかりといった感じ。

例えば、スティーブンのお父さん、グレッグ(Greg)は洗車場をやってるごく普通のおっさん。

グレッグは昔はバンドマンとして全米を旅して回っていて、ガレージにはその頃の思い出の品が山のようにあるのだとか。いいじゃないですか、この過去を持つ男って感じが。

ガレージの中にはスティーブンの母親、ローズ・クォーツ(Rose Quartz)さんとの思い出の写真も。ローズさん、髪の毛くるっくるだな!

洗車場の雰囲気もいい感じなんだけど、他の街並みの描写も実に趣深い。なんというか、うらぶれた海辺の田舎町っていう情緒があるんですよ。

右下の古典的なテーマパーク(というかカーニバル?)の雰囲気、いいなあ。このジェットコースター、絶対木造だよね・・・

あとこの辺の風景を見ているとどうも電柱と送電線が目につくなあ。都市部にあるようなたくさんの電線が束になってるやつじゃなくて、一本の頼りない電線が傾いた木造の電柱をわずかに伝っているあの感じ。日本でもちょっと田舎に行くとこんな感じですよね。

そんなビーチ・シティで働くドーナツ屋のセイディ(Sadie)とラース(Lars)、ポテト屋のピーディ(Peedee)。この人たちもいたって普通。

で、#07に出てきた女の子、コニー(Connie)ちゃん。

この子は父親の仕事の都合でいろんなビーチを転々と移り住んできたので、グレッグやラースと違って言わばよそ者。もしかすると、そのうちまたどこかへ引っ越して行くのかもしれない。うーん、なんかいいな、そういうの。

勝手なイメージだけど、ビーチ・シティのような港町にはグレッグのような留まる者とコニーちゃんのような通り過ぎる者がいて、そこにドラマが生まれると思うんですよね。

留まる者と、通り過ぎる者。

そういう港町の土地柄みたいなものを考えると、なんだかビーチ・シティって、"Flapjack"のストーマロング・ハーバーに似てるのかもと思えてきた。

"The Marvelous Misadventures of Flapjack"の舞台、ストーマロング・ハーバーは大海原のド真ん中に作られた人工島。

フラップジャックたち、メインの登場人物はみんなストーマロングに留まる者なんだけど、そこはやはり港町。船乗り、漁師、海賊、商人といったありとあらゆる海の男たちがそこを通り過ぎていく様子が描かれていて、その独特の雰囲気が好きでした。

ただ、港町という点で共通しているとはいえ、ストーマロングは喧騒に包まれた景気のいい町。それに比べると、ビーチ・シティはピーク期を過ぎた、どことなく寂しい雰囲気があって、それはそれでイイですね。

というわけで、個人的にはこのビーチ・シティの普通の人々の暮らしを静かに描いていく感じでも結構面白いなあと思いました。

ただ、今のところ、クリスタル・ジェムのお話と町の普通の人のお話がだいぶ切り離れているんですよねー。ていうかジェムのおねーさん達は存在自体が浮いているような。あのカッコで普通に町を歩けるんだろうか。。

Bloggerでアップロードした写真や画像が勝手に明るさ補正される件

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表題の通り。例えば、暗めの絵を描いてアップすると勝手に明るくされる。

解決法は、Google+の設定(https://www.google.com/settings/plus)から「新しい写真を自動的に補正」(Auto Enhance)をオフにすればいい。

一応、Google+の管理画面から後で自動補正をなしにすることもできるらしい。

にしても、なんでこれオプトアウトなんだろう?ブログにアップするものがてきとーに撮った写真しかないとでも思っているのか?

・・・まあ大抵はそうなのかもしれないけど。

Paralyzed horse's log: January 4th, 2014

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明けましておめでとうございます。

今年はちゃんと干支を描きました。"Bravest Warriors"の馬(Paralyzed Horse)とラルフ・ウォルド・ピクルチップス(Ralph Waldo Pickle Chips)です。

去年の10月からやっている"Bravest Warriors"のシーズン2。解釈に苦しむ難解な世界観と視聴者を豪快に置いてけぼりにする展開の速さは相変わらずなんだけど、ラルフが出てきたことでちょっと違ったテイストの話になってきた気がしますね。

この馬はベスが飼っている馬。どうやら名前はないみたい。

この馬はベスが6歳の時になぜか悟りを開き、宇宙の真理を知ってしまったらしい。そしてそのショックで全身が硬直し、それ以来ピクリとも動かなくなったのだとか。

うーん・・・、いや、いいんだけど。難解な設定だなあ。

で、ラルフの正体はベスの父親。

ベス達の両親は2年前にシースルー・ゾーン(See-Through Zone)という異次元空間に消えて行方不明だったんだけど、#13 "Aeon Worm"の回でベスがシースルー・ゾーンに入り、なんとか父親を救出することに成功したんですよね。

まあそれだけなら普通の展開なんだけど。

ちょっとコワいなと思ったのは、ラルフがシースルー・ゾーンで洗脳され、「イーオン・ワーム(Aeon Worm)」という怪物の狂信者になってしまっていたという点。そもそも「ラルフ」という名前もイーオン・ワームから与えられた名前らしい。

せっかく救出したんだけど、このままだと何をしでかすか分からないので、ベス達はラルフを独房に監禁することに。何気なくやってるけど、自分の父親を監禁するってなかなかハードな展開だよなあ。

ところで、イーオン・ワームとは何者なのか。

イーオン・ワームとは超巨大なイモムシ状の怪物。

上のシーンの右側で光ってるのが念力でパワーアップした馬。馬と比べるとイーオン・ワームがいかに巨大な怪物なのかよく分かります。これでも全然画面に入りきってないし。

シースルー・ゾーンにはかつてラルフ達のチーム「カレイジャス・バトラーズ(Courageous Battlers)」が倒した怪物たちが捕らえられていて、イーオン・ワームもそのうちの一つ。

そう考えると、シースルー・ゾーンって"Ben 10"におけるナルボイドみたいなものなのかもしれないな。倒した怪物を放り込んでおく便利な異次元空間って、定番のネタなんですかね。

しかしこの2年間ラルフが行方不明だったのは、ラルフ自身がイーオン・ワームの体内に捕らえられていたからのようだ。

イーオン・ワームの体内で、ラルフはワームが作り出す小さなイモムシのような生き物を食べていたらしい。

だが、これこそがワームの罠。

どうやらこの小さなイモムシを食べた者は少しずつ洗脳され、イーオン・ワームの狂信者となるようだ。

つまりイーオン・ワームは腹中に捕えた獲物をあえて餌付けして洗脳し、自分の味方に変えてしまうということ。

ここまで考えるとこのイーオン・ワーム、ゾッとするような怪物だなあ! なまじ、やり方にリアリティがあるのがコワい。実際、宿主の脳や神経系を支配して意のままに操ってしまう寄生虫やら菌類やらは実在するらしいし。

ということで、SFホラーな雰囲気が強くなってちょっと面白くなってきたBravest Warriors。ラルフが今後どう動くのか? ラルフ以外のカレイジャス・バトラーズはどこにいるのか?なかなか気になるところです。

それにしてもここまでの文章、「どうやら」とか「らしい」とかやたら多いんですが、それもこれも作中の描写からなんとなく推測しているからなんですよね。ほんとこの作品は難解。一つの話を2, 3回見ないと話が掴めないよ!

ところで、シーズン2にはもちろんラルフが絡まないエピソードもあるわけですが

ダニーをイジる話、多くね!?

いや、面白いからいいんだけど、あんまりしつこいのはちょっと。。

Littlest Pet Shop 奇人変人列伝

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だいぶ前から少しずつ見てきた"Littlest Pet Shop"ですが、この間、シーズン1を見終わりました。面白かった!

とりあえず、シーズン1後半ではヤンミーの出番がスゴい増えたってのが印象的だったかな。


ヤンミーはブライスの友達の女の子。シーズン1前半では友達の中の一人って感じだったんだけど、途中でヤンミーのおばさんがLittlest Pet Shopのそばにお菓子屋さんを開いたってことで、そこでバイトを始めたんですよね。

それだけではなく、おばさんが飼っているウサギ「バタークリーム」が登場して準レギュラー化! この子がまた、強烈なキャラなんだよなあ。

バタークリームがLittlest Pet Shopに入り浸るもんだから、シーズン1後半はお菓子関係の話が妙に多かった気がする。

で、お菓子の話になるとやっぱりヤンミーが頼りにされるわけなので、ヤンミーの出番が自然と増えたって感じかな。ペットまでも利用して出番を増やすとは、恐ろしい子・・・!!

でもそのせいか、ブライスの他の友達はちょっと影が薄くなっちゃったかな。

普段、ブライスがつるんでいる友達がこの3人。左から、ジャスパー、ブライス、ヤンミー、スー。

ま、ジャスパーはぶっちゃけどうでもいいとして、個人的にはスーも結構好きなんですよ。

スーは運動神経は抜群なんだけど、ブライスに比べると若干女子力低めの女の子。

シーズン1前半ではスーが中心のエピソードもあったんですが、後半はブライスとヤンミーのサポート役になっちゃったかなあ。

この歌とか、改めて聞くと心に沁みるいい歌だなあ。シーズン1の歌の中で一番好きかもしれない。思えばこの頃がスーのハイライトだったか。

"Littlest Pet Shop"は基本的にペット達が主役の作品なんだけど、人間のキャラクターにもいろいろとツッコミ甲斐のある人たちがたくさんいて、ほんと楽しいです。

ヤンミーのおばさんで、バタークリームの飼い主である、クリスティーおばさん。

この人はお菓子職人というわけじゃなくて、やり手の経営者って感じの人かな。ヘッドセットでいつも誰かしらと喋ってる、マルチタスキングの達人。

クリスティーおばさんはいつもスーツ着てるし、最初のうちはとてもキッチリしたまともな人だったはずなんだけど、なんか途中から激しくキャラ崩壊してきたような。

シーズン1末期のクリスティーおばさんとヤンミー。なんだこの歌、意味分からんwww

この、単なる「忘れ物入れ」だけで話の流れとはほとんど関係のないミュージカルパートを一発入れちゃうあたり、この作品はほんとスゴい。次に何が飛び出してくるのか全く予想できない。

しかもこの回、クリスティーおばさんの出番はマジでここだけなんですよ。一発ギャグ芸人かよ!!

ツッコミ甲斐のあるキャラといえば外せないのが、双子のウィタニーとブリタニー。

前にも書いたけど、この子たちは勝ち組女子っぽい雰囲気とは裏腹に、取り巻きを引き連れたりはしてないんですよね。

なので、ああ、学校でも嫌われていて友達がいないのかなーと思ってたんですが。

双子主催のパーティにこんなに人が集まってる!! なんだ、別に嫌われて疎まれていたわけじゃないのかー。

でもここでよーく双子を探してみると・・・

二人っきりでお互いにしょーもないメールを送りあって喜んでいるウィタニーとブリタニー。

そうか! こいつらは嫌われていて友達がいないわけじゃない。お互いが好きすぎて友達が要らないんだ! なんという姉妹愛、キュンキュンくるわ!

そんな双子の父親、フィッシャー・ビスキット。

この双子の父親だからどれほど頭のネジの飛んだ男かと思ってたら、意外と毅然とした厳格な人物なんですよね。この父親でなぜこの双子が育つのか。

でもウィタニーとブリタニーはこの厳しいお父さんを心から慕っているみたい。なんだろう、家族想いなのかな。双子がどこか憎めないキャラなのもそのせいかもしれない。

そして"Littlest Pet Shop"の変人女王といえばこの人、アナ・トワンブリー。

トワンブリーさんはLittlest Pet Shopのオーナー。第1話から登場してるけど、最初はただのちょっと天然なおばあちゃんだったんですよね。

ただ、途中から謎の設定が次々に追加されていって、いつしかとてつもないモンスターに。

普段はドアノブ収集に異常な執念を燃やすコレクター!

しかし時に一日限定のニートフリークに!

そして伝説の格闘技「カンフー・キルティング」の創始者にしてチャンピオンという過去も!

このカンフー・キルティングというのはその名の通りカンフーとキルティングをミックスした全く新しいエクストリーム・マーシャル・アーツなわけですが・・・

いや・・・、もうこれ、どこからツッコめばいいのやら。

トワンブリーばあちゃん、シーズン2ではコレをも超える奇行を見せてくれるのでしょうか。

The Secret Saturdaysはどうだったか

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"The Secret Saturdays"に出てくるシークレット・サイエンティストの皆さんをひと通り描いてみた。

この人たち、それなりにいいキャラしてたと思うんだけど、特にシリーズ前半はあまり出番がなかったですね。後半は出番増えたけど、立場が立場なだけに、なんかちょっと残念な登場の仕方だったかなー。ていうか、ビーマン博士、いい加減にしろよ・・・

あ、そうそう。年末年始に貪るように"The Secret Saturdays"ばかりを見ていたおかげで、先日、全部見終わったんですよ。

以前書いた記事ではいろいろとツッコミを入れてたんだけど、最終的にはそういったツッコミどころや謎や伏線も全て解決して、なかなかスッキリとしたラストでしたね。てっきり打ち切られたと思ってたんですが、打ち切りっぽさのない、堂々としたエンディングだったと思う。

ただ、個人的には一番盛り上がったのはシリーズフィナーレじゃなくて、なんといってもシーズン1 最終話 #26 "Kur Rising"だったかな。この話は、なんていうかもう、「最終決戦」な雰囲気がスゴかった!

#26 Kur Rising

人類を滅ぼすかもしれない古代の怪物「カー(Kur)」と、その復活を企む悪の科学者 V.V.アーガストを追ってきたサタデー家の面々。

シーズン1ではいろいろ紆余曲折ありながらもカーの手掛かりを探ってきたわけですが、#25でついに、カーが南極にいることを掴む。

さっそく南極にやってきたザックたちは、意外と簡単に氷漬けになったカーを発見!

幸いカーは氷漬けになって動けないようなので、どこか安全なところに運ぼうかと思っていると、案の定というかなんというか、アーガストが現れてカーの封印を解いてしまう。

ついに復活した伝説の怪物、カー!! さあ最終決戦だ!

て、あれ、これがカー? なんかショボいような・・・。

イマイチ釈然としないながらもカー(+ アーガスト)と戦うザックたちだったが、そのうち驚愕の事態に。

あれ? カーが2体、いや、3体いる!?

カーは複数いるのか!?

いや、違う!

おおお!? あのヘビみたいなのはカーの一部に過ぎなかったのか!!

いいなー、これは燃える展開! RPGでラスボスが「第2形態」に変形するよくあるあのパターンそのものじゃないか!

氷の封印から復活したカーの本体。こうして人間と比べるととてつもなくデカい! 今までのクリプティッドをはるかに凌ぐ規格外のサイズ!

おまけにヘビやらクチやらいろんなパーツがたくさんあるのもいかにもラスボスっぽくてイイ。1ターンで7〜8回攻撃してきそう。

さらにこいつ、放っておくとザコ敵を大量に呼び出すんですよ。しかもこのザコ敵、一匹一匹がまた強い!

いいわー、カー。マジラスボス。こんなのに勝てるかああ!!

で、ザックたちが手こずっているスキをつき、アーガストはカーの体内に侵入。カーのコントロールに成功してしまう。

追い詰められるザックたち。

形勢を逆転するため、ザックは単身でカーの体内に入り、アーガストと対決することを提案する。

それを聞いたドクとドリューは、自分たちの武器をザックに託す。

うまいことカーの体内に入ることができたザックだったが、土壇場でフィスクがついてきてしまう。

ここでザックとフィスクの二人っきりになるあたりもイイんだよなー。最終決戦直前の、「ああ、ここでセーブしたら絶対もう後戻りできないだろうな」っていうあの心細い感覚。それでもフィスクが一緒だとなんだか勇気がわいてくる気がする。

フィスクはザックが小さい頃からの親友で、兄弟のような存在。おまけに太古の昔からカーと戦う使命を負った種族ということで、こんな頼もしいパートナーはいないですよね。

でもだからこそ、ここでフィスクがついてきた時に、こいつまさか生きて帰れないんじゃないかと、スゴい不安になりました。

カーの体内に入ったザックは、ほどなくしてアーガストと対峙する。ザック + フィスク vs. アーガスト + ムニャ! これが本当の最終決戦だ!!

と、いった感じで、ラスボス戦の盛り上がりがとにかくテンコ盛りなエピソードでした。 最終的になんでザックが勝てたのか、いまいちよく分からなかったけど。

で、#26以降にもシーズン2の話があるわけですが、うーん、ここの展開はちょっとややこしすぎたかなあ。

シーズン2では姿を消したアーガストの過去を暴く話と並行して、サタデー家、シークレット・サイエンティストたち、そしてナーガの一族が三つ巴で争う構造に。

ザックたちが何をやってもシークレット・サイエンティストかナーガが邪魔をしてくるので、なかなか話が進まないのがちょっと見ててツラかったです。

でもシーズン2の最終決戦の舞台が、全ての始まりの場所であるアーガストの居城「ウィアード・ワールド」だったっていうのは良かった! やっぱりこの作品、要所要所ではしっかり盛り上がるなあ。

ただ、盛り上がるのはいいんだけど、最終的にアーガストの自滅オチで終了っていうのはちょっと締まらないラストだったかなあ。もうちょっとザックが機転を利かせて欲しかった。

ところで、自分はなんで今更"The Secret Saturdays"見てたんだっけ?

ああ、そうか、"Ben 10 Omniverse"のクロスオーバーエピソードを見るための予習だったっけ。

でも"The Secret Saturdays"のあのラストじゃあ、後日談エピソードはもう無理だよなあ。アーガストを追っている時の一幕として描くつもりなのかな?


Cartoon HangoverによるJhonen Vasquez インタビュー

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来週1/23に公開予定の"Bravest Warriors"エピソードのシナリオを担当した、Jhonen Vasquezのインタビュー。

"Bravest Warriors"プロデューサのBreehn BurnsとJhonenさんは、同じ出版社でコミックの仕事をした縁で知り合いなんだとか。Breehnさんのことはよく知らないけど、この人、コミックもやるのか。

で、その縁あって、Breehnさんがシーズン2製作開始時にJhonenさんに今回の話を持ちかけたらしい。アーティストどうし、いろんなツテがあるもんだ。

いずれにせよ、Jhonenさんが他人のキャラクターを使ってシナリオを書くのって、結構珍しいんでしょうね。

おまけ。

インタビュー中にフラっと後ろを横切るFred Seibertさん。

Adventure Timeコミックアーティスト Shelli ParolineとBraden Lambのインタビュー

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コミック版"Adventure Time"の2周年を記念して、作画を担当しているShelli ParolineとBraden LambのインタビューがComics Allianceに出てました。

インタビューの内容は主にどういう感じで仕事しているのか?ってことですね。

コミック版"Adventure Time"、もう2年も続いているのか。自分は一応、TPBを買って追っかけているんですが、なかなか間が開いてしまいますね。

ちなみにTPBの次巻、Vol.42/11発売らしいです。

"Breadwinners"は2/17から

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"Breadwinners"という新作アニメが北米Nickelodeonで2/17から開始だそうです。これって、だいぶ前からやるよっていう話があったはずだけど、まだ始まってなかったんですね。

Nickelodeonはあんまり追っかけられてないなあ。"Sanjay and Craig"もところどころしか見てないし。

"Sanjay and Craig"は端々から感じるFlapjackっぽさが面白いんだけど、なんか心に残らないかな。それだけ突き抜けた明るさということか。

Ben 10 Omniverse #31 "T.G.I.S."

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"The Secret Saturdays"を全部見終わったので、さっそくBen 10とのクロスオーバーエピソード"T.G.I.S."を見てみましたよ。

見る前はなんとなく、Saturdaysのキャラクターと世界観をちょっと借りるくらいかなーと思ってたんですが、想像以上にガッツリ作り込んであって、Saturdaysの続編としても楽しめる話になってた!

今回の話は、Saturdaysの最終回から3年後のお話。ベルウッドに住むエイリアン達がチュパカブラに襲われるという事件が発生し、エイリアン側で調査しているベン達とチュパカブラ側で調査しているザック達が鉢合わせる、という感じ。

エピソード中でSaturdaysの基本設定や最終回の顛末をかなり丁寧に説明してるんですよね。なのでSaturdaysを見てない人でもそれなりに楽しめるようになってたと思うけど、逆に言うとこの話自体がSaturdaysの特大のネタバレになってたりする。

正直、Saturdays見る前にこれを見たら、Saturdaysの面白い部分の半分以上がスポイルされる気がするなあ。先に見といて良かった!はっはっは。

というわけで、これ以降はネタバレも含みます。

とりあえず、3年後のSaturdaysの面々はこんな感じ。

ザック・サタデー。3年後ってことは、16歳か。ベンと同じくらいなんですね。

3年前と比べると確かに見た目はだいぶ変わってるけど、13歳から16歳になったことを考えると、まあこんなもんでしょうという気も。

ザックの超能力はSaturdaysの最終回で失われたはずだったけど、弱いテレパシーくらいならまだ使えるみたい。まあ全盛期には地球の裏側のクリプティッド軍団を操ることができたわけで、そう考えるとだいぶ弱まったんですが。

ドク・サタデー。だ・・・誰だ!?

3年間でなぜか黒髪の部分が増えて角刈りに。さらにクチビルもブ厚くなって、うわー、なんかドクのマッチョながらスマートなキャラクターが全部吹っ飛んだような。よく見ると右眼の傷痕も違うぞ! パチモンか、あんた!!

ビジュアルが違うのもさることながら、なんかこのドクはちょっとジャマイカンっぽい訛りがあるような。どうしてこうなった。

ドリュー・サタデー。ええええ、若い!?

若作りになったというのは以前から静止画を見て知ってたけど、実際動くところを見てみるとほんとに若い。ザックのお姉ちゃんといってもいいくらい。

というか、Ben 10 Omniverseの女性キャラってみんな同じような感じになるような。

フィスク。フィスクは見た目はあまり変わってないなー。

と思ったら、なんか今回のフィスク、いつもしかめっ面でほとんど喋らない・・・。あの頃の明るく楽しいフィスクはどこに行ったの?おこなの?

あとコモドとゾンたんもちゃんと登場してますよ。さすがに出番少なかったけど。

と、まあ、Omniverse効果でいろいろデザインの変化はあるけど、でもSaturdaysの雰囲気や世界観をきちんと再現しようという細かいこだわりがたくさんあったように思う。

サタデー家のエア・シップ!それにフィスク・バイクまで!!

フィスク・バイクは要はでかい三輪車なんだけど、フィスクの馬力でこぐとめちゃくちゃ速いという乗り物。Saturdaysで登場した回数はそんなに多くないと思うけど、見た目のインパクトがスゴかったんだよね。

エア・シップはともかくバイクを出すあたりにスタッフのこだわりを感じるなあ。

アーガストがやっていたTV番組「ウィアード・ワールド」も登場。これを出すとは!

いやほんと、これを話題に出すほどSaturdaysの細かい内容に突っ込むとは思いませんでしたよ。

ちなみにベンさんもこの番組は知ってたけど、スモウ・スラマーの裏番組だったから見てなかったとか。なんだそれww

「科学 vs 魔法」で軽くモメるドクとドリューさんのくだりもほんと良かった。

確かに見た目は変わったけど、この感じがSaturdaysの時と全く変わらないのが嬉しいですね。

で、今回の事件の主犯はみんな大好きアニモさん。チュパカブラを操ってエイリアンから生命エネルギーを集めていたのだ!

そして集めた生命エネルギーを使ってなんとあのアーガストを復活!

ぐり〜てぃ〜んぐす あーんど びよーんべにゅ〜! アーガストさんだー!

アニモとアーガストは以前からの知り合いで、アーガストはアニモに頼んでおいて、もしもの時に自分を復活させるようにしていたらしい。うーん、やっぱり悪の科学者同士のヨコの繋がりって大事だよね!

Saturdaysの頃のアーガストって金で用心棒を雇うことはあっても、アニモみたいなほぼ同格の味方はいなかった気がする。そう思うとなかなか感慨深いなあ。

アーガストもずいぶん様変わりしたけど、それはアニモが気を利かせて肉体をキメラ化したかららしい。アニモって、そういう余計なことする傾向があるよね。

アーガストがこういう形で復活したというも嬉しいけど、それ以上にテンション上がったのが・・・

ムニャ! ムニャじゃないか!!

なんとアーガストの付き人でクモ男のムニャもちゃんと登場。エピソード中では一言も名前が出て来なかったけど、紛れもないムニャ。

しかし・・・

ムニャ、痩せたなあ。3年間いろいろ苦労したんだろうなあ・・・

そんなムニャの戦闘シーンもバッチリあって、それも嬉しかったです。

痩せたムニャをボッコボコにするフィスク。

やめたげてよ フィスク!! 3年の間に何があったっていうんだよおおおお!!

まあ、あとはアーガストとのバトルシーンもあるんだけど、このへんはいつものBen 10 Omniverseって感じだったかな。

最後のシーンのザックの"Our work has to stay secret."っていうセリフが印象的。

The Secret Saturdaysって、本編をやってた頃からBen 10のカゲに隠れがちな作品だったんだと思うけど、それはそれでBen 10にはない面白さがいろいろあったなあと。このザックのセリフもそんな二つの作品の作風の違いを端的に表しているような気がする。

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